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2024.05.15
夏までに背中美人!トラブルの原因や自宅でできる予防策
自分では気づきにくい部分のケアは、ついつい後回しにしがちではありませんか?代表例が背中です。夏になり薄着になったり水着になったりすることで、肌トラブルが分かることも。でもそのときに気づいては遅いですよね。そこで今回は夏までに背中美人になるために、背中の肌トラブルの原因や自宅でもできる予防策を紹介します。
背中の肌トラブルが起きる理由
背中も顔と同じく肌トラブルが起きやすい部位です。ではなぜ背中の肌トラブルは起きるのでしょうか?まずは背中の肌トラブルが起きる理由について見ていきましょう。
皮脂分泌
背中は皮脂腺が多く、皮脂分泌が活発に行われる部位です。皮脂分泌が多くなると毛穴がつまりやすくなり、アクネ菌が増殖することで炎症を起こすことがあります。
また角質が厚くなって毛穴がふさがれることで皮脂がつまるケースも。背中にはニキビができやすい環境が整っているといえるでしょう。
乾燥
反対に乾燥によって肌トラブルが起きる場合もあります。乾燥肌の方や背中への摩擦が多い方によく見受けられ、肌のバリア機能の低下を引き起こすことが原因です。
乾燥がひどくなると赤みや湿疹ができ、かゆみから背中をかいてさらに症状が悪化するなどの悪循環に陥ることもあるでしょう。
その他の要因
基本的にニキビの原因はアクネ菌ですが、背中にできるニキビは黄色ブドウ球菌やマラセチア菌などの常在菌が影響している場合があります。皮脂の過剰分泌や古い角質によって毛穴に入り込んだ常在菌が、繁殖して炎症を起こすという仕組みです。
一般的には汗や皮脂、摩擦などが主な原因ですが、ホルモンバランスの変化やストレス、紫外線などの他の要因が影響していることもあります。さまざまな対策をしているにもかかわらず、背中のトラブルが治らない場合は、内科系疾患が隠れているケースもあるようです。
日常生活でできる背中の肌トラブル予防策
次に、自宅でできる背中の肌トラブル予防策について紹介します。もしセルフケアを実施しても、変化が感じられない場合は皮膚科を受診すると良いでしょう。
お風呂の温度に注意する
お風呂やシャワーの温度が高すぎると、皮脂が取れて肌が乾燥します。ぬるめのお湯を使い、長時間湯船に浸かるのは控えましょう。またお風呂では、体を洗う際にナイロンタオルやブラシを使う方もいるかもしれません。
背中への摩擦が大きいため、綿タオルで洗うことをおすすめします。
背中を清潔に保つ
背中は汗が出やすいため、汗をかいたらなるべく早くシャワーで流したりタオルで優しく拭いたりするなどして清潔に保ちましょう。また、シャンプーやトリートメントなどをしっかり洗い流すようにしてください。
洗い残しがあると背中の肌トラブルの原因になることがあります。
保湿する
顔のケアと同じく、背中も保湿が必要です。お風呂上りや顔のケアをする際に、ローションや保湿クリームでしっかり保湿しましょう。ただし、背中は見えづらく手も届きにくいにくいため、スプレータイプや伸びの良い乳液タイプのアイテムを使うのがおすすめです。
衣服や寝具を見直す
肌に接する衣服にも注意が必要です。化学繊維などを用いて作られた衣服は肌の刺激になり、赤みやかゆみの原因になることもあります。また寝具も定期的に洗濯し清潔に保つようにしましょう。
肌への負担を考えると、できれば衣服も寝具も綿素材がおすすめです。とくに寝具の場合、電気毛布は肌の乾燥を招きやすいため避けたほうが良いでしょう。
生活習慣を見直す
背中の肌トラブルには、ストレスやホルモンバランスの変化も影響します。そのため、ストレスをためない、睡眠をしっかりとる、栄養バランスが整った食事をするなど、生活習慣を見直すのもおすすめです。
お風呂の前後でチェックする習慣を
背中は見ようと思わなければ、なかなかチェックする機会がない部分です。お風呂の前後など全身を見ることができるタイミングで、背中にトラブルが起きていないかを定期的に確認すると良いでしょう。
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