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2025.06.04
レチノール入りクリームの選び方|おすすめ製品や効果も紹介

レチノール入りクリームは、肌をなめらかに整える効果が望める製品。レチノール配合のボディクリームや美容液など、さまざまなアイテムが販売されているため、使ってみたいと気になっている人は多いのでは?今回は、「レチノールおすすめランキングを見ても、どれが良いか分からない」「プチプラと高級なレチノール入りアイテムとでは何が違うの?」といった疑問にお答えし、レチノール入りクリームの選び方について解説します。レチノールの特徴やおすすめ製品も紹介するので、ぜひ記事をご一読ください。
レチノールとは
レチノールの特徴や効果、レチノールによるA反応などについて詳しく解説します。
POINT
- レチノールは化粧品にも配合されるビタミンAの1種
- A反応は一時的に起こる肌トラブルのような症状
- レチノール製品の油分量やレチノール配合濃度に注意
■レチノールの特徴・期待される効果

※画像はイメージです
レチノールとは、ビタミンAの1種。医療用医薬品に分類されているビタミンA誘導体のトレチノイン(レチノイン酸)とは異なり、多くの化粧品に配合されている成分です。
レチノールには、皮膚の乾燥を防ぎながら、しっとりとしたうるおいを与える効果が期待できるといわれています。さらに、肌をなめらかに整えてハリを与える効果も望めます。また、レチノールはエイジングサインにアプローチしてくれる成分としても有名です。20代を過ぎるとだんだん免疫力が低下し、ターンオーバーも乱れやすくなります。とくに20代後半からはシミやシワが気になってくる人も。25~30歳ごろからレチノール入りアイテムをスキンケアに取り入れ始めるのがおすすめです。加齢によるエイジングサインにお悩みの30~50代以上の方も、日々のケアで積極的にレチノール配合製品を使用すると良いでしょう。
■レチノールによるA反応とは
A反応(レチノイド反応)とは、レチノール入りのクリームや美容液など、レチノール配合製品を使用すると一時的に起こる肌トラブルのような症状のこと。具体的には、赤みや乾燥、かゆみなどの症状が現れます。A反応が起こる原因は、ビタミンA不足の肌に、急激にビタミンAを補給したことによる刺激にあるといわれています。そのため、すべての人に必ずA反応が起こるわけではないのが特徴です。
A反応が出るのは、レチノール配合製品を使用し始めた次の日~1週間以内が多く、数日~1ヶ月ほどで症状がおさまることがほとんど。症状が長引いている際や、肌荒れがひどい場合は医師へ相談しましょう。
■レチノール入りクリームを使う順番
レチノール入りのアイテムを日々のスキンケアに取り入れる場合、使う順番はその製品の“油分量”によって変化します。油分の多いレチノールクリームの場合は、まず洗顔をし、化粧水や乳液などで保湿した後に使用します。レチノール入りの製品を使用すると、肌が乾燥しやすくなるため、使用後もしっかり保湿クリームなどでケアするのがおすすめです。
レチノール配合製品には、医療機関で購入できるドクターズコスメから、市販のプチプラ製品まで幅広く販売されています。しかし、ドクターズコスメとドラッグストアなどの場所で販売されているプチプラ製品では、レチノールの配合濃度が異なります。一般的にはドクターズコスメ製品のほうが配合濃度が高いため、より効果を求める方におすすめです。また製品によって、1日に使用できる回数や使用する順番などが違うため、使用上の注意事項をよく確認することが大切です。
レチノール入りクリームを選ぶ際のポイント3つ
レチノール入りクリームを選ぶ際のポイントを詳しく見てみましょう。
POINT
- レチノールを使い慣れているかが濃度を決める目安
- 肌タイプや肌の状態も考慮して製品を決める
- 自分好みのテクスチャーかどうかも判断基準に
■レチノールの配合濃度を確認
レチノール入りクリームを選ぶ際、まずはレチノールの配合濃度を確認しましょう。とくにレチノール初心者の場合、いきなり高濃度の製品を使用すると肌への刺激になります。まずは低濃度のものからスタートするよう気を付けてください。レチノール配合製品を使い慣れている場合は、自分の肌の状態に合わせて、高濃度レチノール配合製品に挑戦するのも良いでしょう。製品本体にレチノール配合濃度が記載されていない場合は、製品を開発しているスキンケアブランドの特徴やこだわりを参考にするのがおすすめです。レチノールが高濃度で含まれている製品を使いたい場合は、配合濃度が明示されているものを選びましょう。
■自分の肌タイプ・状態に合わせる
レチノール入りクリームを選ぶ際は、価格や自分の年齢よりも先に、製品が自分の肌タイプや肌の状態に合っているかを基準にしましょう。肌タイプとは、水分量・皮脂量によって4種類に分けられた肌の状態こと。とくにレチノールに注意が必要なのは、水分量・皮脂量ともに少なく、肌荒れしやすい“乾燥肌”の人です。レチノールが刺激となり、乾燥がひどくなる可能性があります。
また、4種類の肌タイプとは異なりますが、肌が刺激を受けやく、乾燥しやすい状態になっている“敏感肌”の人も要注意。肌のバリア機能が弱い状態のため、成分が角質層に浸透しやすく、刺激を受けやすい可能性があります。レチノール初心者と同様に、低濃度のレチノール配合製品や、敏感肌でも使える製品、保湿成分を含む製品を選ぶと良いでしょう。
■テクスチャーで選ぶ
レチノール入りクリームを使う際には、クリームのテクスチャーもチェックしましょう。自分の肌タイプに合わせてしっとりした質感のもの、さっぱりした質感のものを選択するのも良いですが、自分の肌の状態や好みも大切。美容ブログやSNSの口コミなどを確認するか、実際にテスターを塗って質感を確認するのがおすすめです。
初心者~上級者向けまで!濃度が選べるレチノール入りクリーム
レチノール配合濃度が選べるレチノール入りクリームを紹介します。
POINT
- 「モイスチャークリーム1・2・3・4」は濃度4段階
- “デュアレチノシリーズ”は2種類のレチノールを配合
■エンビロン・モイスチャークリーム
ENVIRON®(エンビロン)の「モイスチャークリーム 1・2・3・4(Moisture Cream 1,2,3,4)」は、肌をなめらかに整えるビタミンA※1(整肌成分)を配合しているクリーム。肌にうるおいを与えるビタミンC※2(保湿・整肌成分)などの成分も含まれています。「モイスチャークリーム 1・2・3・4」は、ビタミンA※1の配合が低濃度の「モイスチャークリーム1」、低~中濃度の「モイスチャークリーム2」、中~高濃度の「モイスチャークリーム3」、高濃度の「モイスチャークリーム4」の4段階から選べるのが特徴です。
毎日、朝と夜の2回、洗顔や化粧水、保湿ジェルでケアした後にパール2粒大の量を使用しましょう。
※1レチノール誘導体(パルミチン酸レチノール、プロピオン酸レチノール)
※2VCIP:テトラヘキシルデカン酸アスコルビル

エンビロン|モイスチャークリーム1(MOISTURE CREAM 1)
うるおいに満ちた健康的な肌へ!美容液のように肌になじむビタミンA配合保湿クリーム
■ガウディスキン・デュアルレチノシリーズ
GAUDISKIN®(ガウディスキン)の“デュアルレチノシリーズ”は、肌をなめらかに整えるピュアレチノール(整肌成分)、パルミチン酸レチノール(整肌成分)が配合されたクリーム。日本人の肌質に合うような処方で、A反応が少なくなるよう開発された製品です。“デュアルレチノシリーズ”は、レチノール高濃度「デュアルレチノプラス」、中濃度「デュアルレチノライト」、低濃度「デュアルレチノエクストラライト」の3段階の濃度があるのが特徴。肌のコンディションや肌質、レチノールを使い慣れているかどうかで製品を選択できるのがうれしいポイントです。
夜の1日1回、お手入れの最後に1~2プッシュ程度を使用しましょう。ただし、レチノール高濃度の「デュアルレチノプラス」は1プッシュまでの使用にとどめてください。

ガウディスキン|デュアルレチノライト ※ご購入前にカウンセリングが必要です。
肌のコンディションを整える2種類のレチノールを中濃度配合したクリーム

ガウディスキン|デュアルレチノプラス ※ご購入前にカウンセリングが必要です。
2種類のレチノールを配合!ビタミンA反応に配慮した医療機関専売の美容クリーム
■おわりに
レチノール入りクリームを選ぶ際には、レチノールの配合濃度やテクスチャーを確認し、自分の肌に合ったものを見極めることが大切。レチノール入りクリームの中には、レチノールの濃度によって細かく分かれているものもあるので、自分に合った製品を選択することが可能です。自分に合ったスキンケアアイテムを選び、正しく使用して理想の肌を目指しましょう。
