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2025.06.17
皮膚科で取り扱っているドクターズコスメの魅力や種類とは?

皮膚科で販売されるドクターズコスメとは、皮膚科医や看護師などが開発や監修に関わった基礎化粧品のことをいいます。ただ、ドクターズコスメにはさまざまな種類があるため、「どれを使えば良いの?」と迷っている方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、皮膚科で取り扱っているドクターズコスメに興味がある方に向けて、ドクターズコスメと一般的な化粧品との違いや種類、多くのクリニックで販売されているブランドなどを紹介します。
ドクターズコスメとは?皮膚科でも取り扱いのある化粧品の特徴

POINT
- ドクターズコスメは特定の肌トラブル予防が可能な化粧品
- 科学的・医学的根拠により、肌悩みへアプローチする
- ドクターズコスメの購入は医師のカウンセリングが必要な場合も
まずは、皮膚科で取り扱っているドクターズコスメと一般的な化粧品との違いなどを見ていきましょう。
■一般的な化粧品との違い
冒頭で紹介したように、ドクターズコスメとは皮膚科医や看護師、専門家などが開発や監修に関わった商品のことです。科学的、医学的根拠をもとに開発されており、基本的には医師の指導のもと使用します。
つまり、ドクターズコスメは、美容皮膚科ですすめられる基礎化粧品の1つで、皮膚科などで購入できる化粧品なのです。
ドクターズコスメは、美容成分を低濃度〜高濃度で配合した製品を展開しており、肌の状態にあわせて使用するアイテムを選択できます。そのためより自身の肌に合った、そして肌トラブルに寄り添ったケアを希望する方に向いているといえるでしょう。
一方、市販の化粧品は主に化粧品メーカーで開発されており、保湿を目的とする成分をメインで配合しています。
ただし、薬事法上の分類では、市販されている一般的な化粧品もドクターズコスメも同じ『化粧品』であることは念頭に置いておきましょう。
■ドクターズコスメの主な成分と効果
ドクターズコスメでは、科学的・医学的観点から肌悩み軽減の効果が期待できる成分を取り入れています。例えば、肌のキメを整えるEGF(上皮細胞増殖因子)や、皮膚や粘膜に働きかけるビタミンA、肌にハリを与えるビタミンCなどです。
配合成分は製品によって異なるため、シワやシミ、ニキビ、美白など特定の肌悩みにあわせてドクターズコスメを選ぶと効果的です。また、ブランドによっては成分の濃度によってアイテムを選択できるため、肌への負担を考慮しつつ健康な素肌へと近づけるでしょう。
■皮膚科でのドクターズコスメ取り扱いと購入までの仕組み
一部のドクターズコスメは、ドラッグストアやコスメショップなどでも購入が可能です。しかし、ドクターズコスメは美容成分を高濃度で配合していることが多いため、皮膚科などの医療機関でのみ販売するブランドもあります。また、成分によっては肌トラブルを引き起こしたり、妊娠中は使用不可だったりと、使用に際して注意が必要なケースも。そのため、医師のカウンセリングを受けなければ購入できない製品もあります。
受診が難しい場合は、美容皮膚科などのオンラインショップの利用がおすすめです。オンラインカウンセリングを実施しているケースもあり、こちらを利用すれば自宅にいながらドクターズコスメを購入できます。
Y SKIN LABではさまざまなブランドのドクターズコスメの取り扱いがあり、無料のオンラインカウンセリングを行っています。ドクターズコスメの購入をご検討中の方はぜひご利用ください。
https://yskinlab.net/blogs/news/oc
ドクターズコスメの種類と効果的な使用方法
POINT
- スキンケア商品やメイクアップ商品などもある
- メイクアップ商品はこまめに塗り直すのがポイント
- 美容成分が高濃度のものは少量ずつ使うのがおすすめ
次に、ドクターズコスメの種類や使い方を見ていきましょう。
■スキンケア商品
基本的なスキンケア商品として、洗顔料やクレンジング、化粧水(ローション)、美容液などがあります。クレンジングや洗顔料でメイクや汚れを落としてから化粧水や美容液を塗り、乳液やクリームで蓋をするイメージで使用すると良いでしょう。
■メイクアップ商品
ドクターズコスメには、スキンケア商品だけでなく、日焼け止めやファンデーションなどもあります。メイクアップ商品も肌悩みに対応した美容成分を配合するものもあるため、好みにあわせて取り入れると良いでしょう。
ファンデーションは適量を顔全体に塗ってなじませます。日焼け止めは、汗を拭いた場合はこまめに塗り直すのがおすすめです。
■その他のケア商品
くすみやシミ、乾燥肌など、肌悩みへのアプローチに特化した美容液やパックなどの商品もあります。これらには美容成分が高濃度に配合されている場合も。肌トラブルをさけるためにも医師のカウンセリングのもと使用し、肌に合うか試すよう少量ずつ使用しましょう。
また、成分によっては夜のみ使用、洗顔後の肌に塗布など、効果的に取り入れるために順序が指定されている場合があります。使用するタイミングについても医師に確認するのがおすすめです。
皮膚科でも取り扱いの多いドクターズコスメブランド3選
POINT
- ゼオスキンヘルスには積極的なスキンケアプログラムがある
- ガウディスキンの商品は日本人の肌を徹底的に研究して開発
- エムディアの商品は肌への刺激に配慮した処方が特徴
最後に、美容皮膚科で取り扱っているドクターズコスメブランドを3つ紹介します。皮膚科医おすすめのドクターズコスメを知りたい方や、スキンケア商品をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
■ZO®SKIN HEALTH(ゼオスキンヘルス)
Dr.ゼイン・オバジが開発したスキンケアブランド。年齢や肌の状態、人種に関係なく健康的な肌を維持するためのドクターズコスメを提供しています。
ゼオスキンヘルスには、“セラピューティック”というスキンケア製品と医薬品を使用した肌改善プログラムがあります。医薬品のトレチノインや、メラニン色素を作りにくくするハイドロキノンなどを配合した商品を使って行う積極的なスキンケアが特徴で、加齢や乾燥などからくるくすみやシミにお悩みの方に向いています。しかし、肌のターンオーバーを促すケアとなるため、赤みや皮剥けが起こるケースがあり、医師のサポートが必要です。
https://yskinlab.net/collections/brand-main-zoskin-health
■GAUDISKIN®︎(ガウディスキン)
これまで美容皮膚科では、抗老化治療にビタミンAが用いられているものの、その多くが海外製の化粧品でした。ただ日本人の肌は、欧米人と比べると角質や真皮の厚さなどが違い、製品によっては肌への負担が大きくなることも。
そこで、日本人の肌に寄り添ったビタミンA外用治療のために誕生したドクターズコスメブランドが、ガウディスキンです。ガウディスキンの想いである“日本品質で、日本人にとって考えうる最良の化粧品”を形にした商品を展開しています。
ビタミンAによる赤みや皮剥けなどのA反応に配慮しているため、A反応を懸念して控えていた方も使用しやすいでしょう。
https://yskinlab.net/collections/brand-gaudiskin
■M-Dear(エムディア)
皮膚科学に基づいて研究されたドクターズコスメブランド。EGF(上皮細胞増殖因子)を取り入れた商品を開発し、美容医療とあわせて用いることで肌悩みへアプローチすることを目的にしています。
美容医療との併用を想定し、エムディアの商品では、乾燥や摩擦などの刺激から肌を守る工夫を行っている点が特徴です。肌への刺激となる成分をできるだけ使用せず、年齢に応じたスキンケアができます。
https://yskinlab.net/collections/brand-m-dear
■おわりに
美容皮膚科などのクリニックで取り扱っているドクターズコスメは、科学的・医学的根拠に基づいて開発されたスキンケア商品です。そのため、トラブルを防ぎながら肌にうれしい効果をもたらしてくれるでしょう。一方で、美容成分が高濃度配合されているために、肌に負担がかかることも。正しくドクターズコスメを使用するためにも、医師のカウンセリングを受けて指示通りに使うよう心がけましょう。
