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2024.11.11
エンビロンの使用はビニール肌につながる?噂の真相はこれだった
エンビロンを使っているとビニール肌になる、という噂。美容に詳しい方や、ドクターズコスメに興味がある方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。「エンビロンに興味があるけれど、ビニール肌になるリスクがあるなら控えよう」と思う方もいるでしょう。ここでは、エンビロンの製品を使用することが本当にビニール肌を引き起こすのか解説していきます。スキンケアに関する情報もまとめているため、エンビロンはもちろん、ドクターズコスメに興味がある方はぜひご一読ください。
エンビロンってどんなブランド?
■エンビロンが生まれたきっかけ
ENVIRON®(エンビロン)は、整肌成分としてのビタミンAの働きに着目したドクターズコスメブランドです。開発者は、デス・フェルナンデス氏。当時大学病院に勤務していた彼が、ある皮膚がん患者と出会ったのをきっかけに、ホームメイドでクリームを作ったのがエンビロンの始まりです。皮膚がんのメカニズムを調べる中で紫外線による肌へのダメージ、整肌成分としてのビタミンA(レチノール誘導体)の有用性の高さを見出し、スキンケア化粧品づくりへ踏み出しました。
■エンビロンのスキンケア
エンビロンはホームケアとプロフェッショナルケアの2本柱で肌悩みをケアしていくスキンケアシステムをとっています。その根底となるエンビロンのスキンケア理論を見てみましょう。
整肌成分としてのビタミンA
ビタミンAは肌のバランス機能を助け、乾燥などのダメージをケアしてくれる働きがあります。また、肌のハリやうるおいなどをキープする役割も担っています。エンビロンでは、数あるビタミンAの中でも角質層までの浸透性が高く、安定性もあるビタミンA(レチノール誘導体)を配合(整肌成分として)しているのがこだわりです。
光老化にフォーカス
肌の老け見えの原因の80%は紫外線による光老化だといわれています。整肌成分としてのビタミンA(レチノール誘導体)は皮膚の健康に不可欠ですが、紫外線によって壊れてしまうため補う必要があります。
オーダーメイドのスキンケア
エンビロンの製品を取り扱うクリニックやサロンでは、トレーニングを受講した認定スタッフによるスキンケアの提案を行っています。肌と製品に関する高い専門知識を持って一人ひとりの肌質・肌悩みに応じてくれます。
エンビロンを使っているとビニール肌になる?
さまざまなメディア情報から「エンビロンを使い続けるとビニール肌になる危険性がある」と思っている方もいるでしょう。そもそもビニール肌とはどのような肌状態なのか、そして原因を踏まえて、この噂の真相を見ていきましょう。
■ビニール肌ってどんな肌?
ビニール肌とは、肌の角質層が薄くなり、バリア機能が低下している状態を指します。キメが失われてビニールのようにツルッとしているためビニール肌といわれています。一見すると美肌に見えますが、肌を乾燥や刺激から守るバリア機能の1つ、角質が不足していてトラブルが起きやすい肌です。
■ビニール肌になる原因は?
必要以上の角質ケア・毛穴ケア
洗浄力の高い洗顔・クレンジング
スクラブが入った洗顔
スキンケアによる摩擦
高濃度レチノールの継続使用
エンビロンでビニール肌になるという噂は本当?
エンビロンの製品を使って“A反応”と呼ばれる反応が起き、誤ったケアをした場合にビニール肌になる可能性は考えられます。A反応とは高濃度レチノールを配合する製品を使うと起こるため、“レチノール反応”ともいわれています。先にもご紹介したように、高濃度のレチノールは新陳代謝を過剰に促すリスクがあるのが特徴です。症状としては、赤み・腫れ・ほてり・かゆみなどの肌トラブルが表れます。このトラブルをセルフケアで治そうとして間違ったケアを行ってしまうと、エンビロンで綺麗にならないどころかビニール肌になるおそれがあるのです。
なお、エンビロンをやめた理由として肌荒れを挙げる方も少なくありませんが、実際はA反応を肌荒れと勘違いしているケースもあるようです。
エンビロンを使っていてビニール肌になったという口コミがインターネット上で見られます。しかし、ビニール肌や肌トラブルの直接的原因はエンビロンの使用ではなく誤ったスキンケアです。エンビロンでは段階的にビタミンA(レチノール誘導体)の濃度を上げていくため、肌に負担がかかりにくいようコントロールできる製品です。
エンビロンの効果を得るために
エンビロンは正しく使うとさまざまな肌トラブルに効果が見込めます。エンビロンの効果を写真で目にする機会は日常では少ないですが、50歳を超えても美肌の芸能人が使っていることからその存在を知った方もいるのではないでしょうか。
ここでは、エンビロンに配合されているビタミンA(レチノール誘導体)に着目し、その効果とエンビロンの正しい使い方をご紹介します。
■ビタミンA(レチノール誘導体)の効果とは?
シミ、肝斑への効果
ニキビ、ニキビ痕への効果
たるみへの効果
毛穴への効果
紫外線ダメージへの効果
エンビロンを正しく使うには?
エンビロンを使う場合は正しい使い方を知り、きちんと効果を得られるようにしましょう。
■プロのカウンセリングと正規品の使用
エンビロンを使う際は、取り扱いクリニックやサロンなどでカウンセリングを受けて購入するのがベスト。自分の肌状態に合った製品を選択できます。正規店以外では海外製の偽物も多く、品質が悪い製品を使うと肌トラブルのリスクがあります。
■ステップアップシステムに従う
エンビロンは肌状態に応じてビタミンA濃度を段階的に高めていく『ステップアップシステム』を採用しているシリーズがあります。定期的なカウンセリングを受け、常に肌状態にベストな製品を選ぶとより効果を得られやすいでしょう。
■サロンとホームケアを併用する
エンビロンの専用機関でプロによるトリートメントが受けられます。専用機器も使い、ホームケアでは行き届かないケアができるのが魅力。プロの目で肌状態を見極めてケアしてもらえるため、すこやかな肌への近道となります。
エンビロンの最強組み合わせ※
エンビロンの製品の中でも、組み合わせて使うとより高い効果が得られるだろうといわれている製品をご紹介します。その組み合わせは、「ダーマラックローション」と「モイスチャーACEオイル」。
「ダーマラックローション」はビタミンA(レチノール誘導体)を配合していませんが、肌にビタミンA(レチノール誘導体)を浸透させる働きを持っています。「モイスチャーACEオイル」は高濃度のビタミンA(レチノール誘導体)が配合されており、加えてビタミンC、ビタミンEも配合(いずれも整肌成分)。どれも肌のベースづくりに好ましい成分です。
※最強とはエンビロン製品内の比較
■ダーマラックローション
全身に使えるトーニングローション。角質ケアでトーンを整え、ごわつき肌もやわらかな肌へ導きます。角質層へビタミンが浸透しやすくなるため、この後にビタミンを配合した製品との相性が良いといわれているのです。
エンビロン|ダーマラックローション
ボディも顔も全身に使用できるトーニングローション
■モイスチャーACEオイル
全身に使えるスキンケアオイルです。高濃度ビタミンA(レチノール誘導体)をはじめ、ビタミンE、ビタミンCも配合(いずれも整肌成分)しており、乾燥やニキビなどへのマルチな働きを持っています。「ダーマラックローション」と混ぜて使うことも可能です。
エンビロン|モイスチャーACEオイル
全身に使える高濃度ビタミンA配合の多機能スキンケアオイル
■おわりに
エンビロンの製品は、直接的にビニール肌を引き起こすことはありません。A反応への誤ったスキンケアや、高濃度レチノールの過度な使用がビニール肌の原因となってしまいます。エンビロンの製品を使う際は必ずプロのカウンセリングを受けて正規品を購入し、アドバイスを受けた使い方を守るようにしてください。また、ホームケアだけでなくサロンでのプロのケアも上手に取り入れて、すこやかな肌をキープできるようにしましょう。