友だち追加はこちらをタップ♪
2025.09.05
レチノール皮むけはいつまで?A反応の期間と治らないときの対処法を解説

レチノール皮むけはいつまで続くのだろう……そんな心配をお持ちの方必見。こちらの記事では、レチノール反応が起きるメカニズムから、症状が続く期間、治らないときの対処法までを詳しく解説します。レチノール製品を使えばA反応が起きるというのは理解していても、皮むけやブツブツ、ヒリヒリとした痛み、ニキビがいつまでも続くと心配になるものです。すべての方に起きるわけではありませんが、万一そういった症状が現れた際にも落ち着いて対処できるよう、ぜひこちらの記事をお役立てください。
レチノールと皮むけの関係とは?A反応について

レチノール配合製品を使用すると、どうしてA反応が起きるのでしょうか?まずはそのメカニズムから解説します。
POINT
- A反応が起こるのはビタミンAが肌に不足しているとき
- 皮むけや赤みが続くのは長くても2ヶ月程度
■A反応が起きるメカニズム
そもそもレチノールとは、ビタミンAの一種。ビタミンAは油に溶けやすい脂溶性ビタミンで、皮膚や目、粘膜を健やかに保つ働きを持ちます。A反応が起きる機序は明らかになっていない部分もありますが、主な原因は、ビタミンAの働きによって肌の新陳代謝のサイクルに変化が生じるためと考えられています。
ただし、レチノールによるA反応はすべての人に起きるわけではありません。中には症状が出ない人もいます。一般的にA反応が起きやすいのは、ビタミンAが不足している状態の肌。そのため、レチノールを使い始めてA反応が現れた場合でも、通常は肌がビタミンAに慣れていくに従い、徐々に症状は和らぎます。
■A反応の一般的な症状と期間
レチノールが原因で起きる肌荒れはA反応と一括りにされますが、実際はさまざまな症状が現れます。主に見られるのは、皮むけや赤み、乾燥、かゆみ、ヒリヒリ感、ニキビの悪化などです。症状が重い場合には、荒れる、腫れるというような状態になる人も。
使用するビタミンAの種類や濃度、肌の状態によっても異なりますが、一般的にはレチノールの使い始めに出現しやすく、症状は数週間~2ヶ月程度続きます。
レチノール皮むけはいつまで?
レチノールによる皮むけは、A反応の代表的な症状。薄い皮がポロポロと剥がれ、乾燥したように見える状態です。このようなレチノール皮むけはいつまで起こるのでしょうか?
POINT
- レチノールによる皮むけは2~3週間がピーク
- あまりにも長引く場合は別の原因が隠れている可能性も
■一般的な皮むけ期間の目安
個人差はありますが、レチノールによる皮むけは、レチノールを使い始めてから大体2~3日目に出現する傾向にあります。その後2~3週間目頃にピークを迎え、4~6週間ほどで徐々に落ち着くのが一般的です。皮むけが起きると不安になるかもしれませんが、いつまでも続くものではなく、いずれは落ち着くものと捉え、過度に心配しすぎないようにしましょう。
■皮むけの期間が長引く要因
レチノールによるA反応の出方や期間は体質や使用するビタミンAによって異なりますが、万一6週間以上症状が長引くときは、A反応ではない可能性も考えられます。赤みや痛み、皮むけなどの症状が強い場合、いつまでも改善する兆しが見られない場合、生活に支障をきたすほどの症状が現れている場合は要注意。レチノールによるA反応ではない原因を特定するためにも、自己判断で使い続けるのではなく、皮膚科などの専門機関を受診することをおすすめします。
A反応による皮むけが起きたときの適切な対処法
レチノールによるA反応は肌が整う過程で起こる現象であり、万一現れたとしても心配しすぎる必要はありません。しかし、皮むけやヒリヒリとした痛みなどのA反応が出現した際に慌てないためには、正しく対処法を知っておくことが大切です。最終的な判断をするのは医師ですが、自分で対処する場合は主に4つの方法があります。
POINT
- 保湿ケアと紫外線対策で肌への負担を軽減
- レチノールの使用頻度・量を減らす
- レチノールの濃度を見直す
- オンラインカウンセリングで医師に判断を仰ぐ
■保湿ケアと紫外線対策を行う
レチノールによるA反応で皮むけが起きたり肌がヒリヒリしたりした場合は、保湿ケアを徹底しましょう。レチノールを使用すると、バリア機能が低下し、一時的に肌が乾燥しやすくなります。そのため、普段以上に念入りな保湿ケアが欠かせません。保湿成分が配合されている製品を使って、肌の水分バランスを整えることを心がけましょう。
また、レチノール使用中は紫外線にも要注意。皮膚のバリア機能が低下した状態で紫外線を浴びると、肌に余計な負担がかかります。乾燥や炎症などの肌トラブルを助長しかねないので、外出の際には日焼け止めを塗り、帽子やサングラスを着用するようにしましょう。
■レチノールの使用頻度を落とす
A反応が気になるときは、レチノールの使用頻度を落としてみるのも良いでしょう。毎日使用するのではなく隔日にする、塗布量をこれまでの半分にする、といった具合です。一時的に使用頻度を減らせば、レチノールによる刺激を軽減できる可能性があります。肌がレチノールに慣れてA反応が現れにくくなってきたら、徐々に使用頻度を増やすなど、肌の状態に合わせて適宜調整しましょう。
■レチノールの使用濃度を調整する
レチノールの使用濃度を調整するのも、A反応への対処法としては効果的な方法です。濃度の低いものから使用し、少しずつ肌に慣れさせていけば、A反応が起こりにくくなるでしょう。とくに初めて使用するという人は、ビタミンAの中でも刺激の少ない低濃度レチノールから開始し、慣れてきたら症状に合わせて徐々に濃度の高いものへとステップアップしていきましょう。
■医師の診断を受ける
A反応が長引いてつらいときは、専門の医師に相談するのが一番です。A反応を乗り越えるには、今起きている症状を正確に理解し、それに応じた対処を施す必要があります。ご紹介したように自宅でできる対処法もありますが、あまりにも長引く場合はA反応ではない原因が隠れている可能性も。その場合はレチノールの使用を一旦中止し、医療機関を受診することをおすすめします。
Y SKIN LAB(ワイスキンラボ)では、オンラインカウンセリングで手軽に医師やカウンセラーへの相談が可能。肌のコンディションに合わせた製品や悩みへの対処法をアドバイスしますので、ぜひご活用ください。
代表的なレチノール配合製品
最後に、Y SKIN LABで取り扱っている代表的なレチノール配合製品をご紹介します。
POINT
- 性格の異なる2種類のレチノールを配合
- 高濃度レチノールが肌悩みにアプローチ
■GAUDISKIN®(ガウディスキン)|デュアルレチノライト
日本人の肌質を考慮して開発されたクリーム。A反応がなるべく起きにくいよう処方が工夫されており、レチノールが刺激になりやすい方でも使いやすいのが特徴です。ピュアレチノールとパルミチン酸レチノールという性格の異なる2種類のレチノールを中濃度で配合し、バランス良くアプローチ。皮膚のコンディションを整え、肌本来の美しさを引き出す効果が期待できます。
「デュアルレチノライト」よりもレチノールを高濃度に配合した「デュアルレチノプラス」もあるため、自身に合うアイテムを選ぶと良いでしょう。

ガウディスキン|デュアルレチノライト ※ご購入前にカウンセリングが必要です。
肌のコンディションを整える2種類のレチノールを中濃度配合したクリーム

ガウディスキン|デュアルレチノプラス ※ご購入前にカウンセリングが必要です。
2種類のレチノールを配合!ビタミンA反応に配慮した医療機関専売の美容クリーム
■ZO®SKIN HEALTH(ゼオスキンヘルス)|スキンブライセラム0.5
レチノール経験者向けの美容液。濃度の高いレチノールが配合されており、キメの整ったなめらかな肌へと導きます。特徴は、カプセル化したレチノールが使用されていること。これにより、レチノールが肌にゆっくりと長く留まり、高い効果を発揮すると考えられています。
なお、スキンブライセラムシリーズのラインナップは、同製品のほかに初心者向けの「スキンブライセラム0.25」、レチノール上級者向けの「スキンブライセラム1.0」の3種類。肌の状態によってレチノールを使い分けたい方におすすめです。

ゼオスキン|スキンブライセラム0.5 ※ご購入前にカウンセリングが必要です。
【レチノール経験者向け】肌のターンオーバーにアプローチしてキメや色ムラを整える美容液

ゼオスキン|スキンブライセラム0.25※ご購入前にカウンセリングが必要です。
【レチノール初心者向け】整肌成分バクチオールも配合の肌のキメや色ムラを整える美容液
■おわりに
レチノール皮むけがいつまで続くのかについて、詳しく解説しました。レチノールを使用したことがない方の中には、皮むけなどのA反応に不安をお持ちの方もいるかもしれません。しかし、医師の指示に従って適切な方法で使用すれば、A反応はそこまで心配する必要のない症状です。信頼できる医師に相談しながら、自分に合った製品で健やかな肌を目指してください。
