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2024.12.02
ナビジョンクリームにはどんな種類がある?配合成分や特徴をわかりやすく解説
ナビジョンクリームには、肌悩みに合わせて使いわけられるよういくつかの種類があります。しかし、肌トラブルに沿ったもの選ぶためには、それぞれの特徴をしっかりと理解しておくことが大切です。こちらの記事では、ナビジョンクリームの種類や製品特徴、クリームと併用したいアイテムなどについて詳しくご紹介します。ナビジョンクリームの中でどの種類を選ぼうか迷っている方は、ぜひお役立てください。
NAVISION(ナビジョン)は資生堂から生まれたスキンケアブランド
※画像はイメージです
ナビジョンは、国内の化粧品メーカーである資生堂が、長年行ってきた美容皮膚研究をもとにして開発したスキンケアブランド。10年以上にわたり、美容皮膚科や皮膚科といった専門のクリニックで販売されてきた実績を持ちます。
ナビジョンは、肌を健やかな状態に整えるためのベーシックケアから日々のお手入れを強化するエクストラケアアイテムまで、ラインナップが豊富。肌悩みに合わせて選べるよう、配合成分や使用感にこだわって作られています。
■ナビジョンとナビジョンDRの違い
ナビジョンシリーズには、ナビジョンとナビジョンDRの2種類があります。ナビジョンは一般販売向け、ナビジョンDRは医療機関向けのスキンケアシリーズです。
含まれている成分に大きな違いはありませんが、医師の処方のもとで購入できるナビジョンDRは濃度が高め。基本的なケアとして取り入れるのであればナビジョンでも十分ではあるものの、ワンランク上のお手入れを希望する方、肌悩みを集中的にケアしたい方にはナビジョンDRのほうが向いています。
■ナビジョンDRの主な配合成分
ナビジョンDRの医薬部外品には、トラネキサム酸や4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩:以下4MSKで記載)など高濃度*の有効成分が配合されています。
*ナビジョンシリーズとの比較
トラネキサム酸
トラネキサム酸は、美白*効果が認められている有効成分。メラニンの生成や炎症を抑える働きを持つため、シミやそばかす、肝斑ができるのを防ぐ効果が期待できます。また、ニキビなどの肌荒れを防止し、肌を健やかな状態へと導きます。
*メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ
4MSK
4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)は、資生堂が独自開発したサリチル酸の誘導体です。サリチル酸は、メラニンの生成を抑制するほか、角質をやわらかく保つように働きかける成分。誘導体である4MSKは、サリチル酸を肌内部へと届けやすくなっています。
■資生堂がナビジョンから撤退したのは本当?今後の販売品目に変化はある?
もともとは公式サイトで一部製品の購入ができましたが、資生堂は2021年にナビジョンから撤退。現在は、岩城製薬が製品の販売を引き継いでいます。資生堂側から公式に発表されていないため、撤退理由について詳しいことは明らかになっていません。
なお、岩城製薬は、医療用医薬品や一般用医薬品の製造・販売を手がける受託事業者です。ナビジョン唯一の販売元として、オンラインショップや医療機関などへ製品を提供しています。
しかし、資生堂が生産中止を決定している品目については、岩城製薬でも在庫がなくなり次第購入不可となるため注意が必要です。ただし、現在取り扱いを休止しているナビジョンの「GGエッセンス」については、2025年1月ごろに流通を再開させる予定があります。そのほか製品の詳しい販売状況については、岩城製薬が運営するナビジョン公式サイトをご確認ください。
ナビジョンクリームの種類と併用したいアイテム
ナビジョンクリームには、配合成分や特徴の異なる製品がいくつかあります。ここでは、ナビジョンクリームの違いについて詳しく説明するとともに、ナビジョンクリームと併用したいアイテムについてもご紹介しましょう。
■ナビジョンDRのTAクリームAAn
美白有効成分であるトラネキサム酸や4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)に加え、ステムランDG*¹という3つの成分を配合した薬用美白*²クリーム。ステムランDG*¹とは、資生堂が独自に開発した保湿成分です。肌のメカニズムに着目した設計で、土台となる部分に働きかけることで、うるおいとハリのある肌へと導きます。また、レチノール誘導体として酢酸レチノールを配合。乾燥による小ジワを目立ちにくくする*³効果も期待できます。美白と保湿、乾燥による小ジワのケアを同時に叶える多機能なクリームです。
*¹ヒドロキシエチルエチレンウレア、DL-アラニン、濃グリセリン(保湿)
*²メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ
*³効能評価試験済み
NAVISION DR (ナビジョンディーアール)
ナビジョンDR TAクリームAAn
2種類の美白有効成分*と資生堂独自開発の保湿成分が配合された薬用美白クリーム *トラネキサム酸、4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)
¥17,600 税込
詳しく見る
■ナビジョンDRのTAレチノファースト
レチノールの使用が初めてという方に向けたクリーム。資生堂が独自に開発した純粋レチノールを配合しており、うるおいで満たしながらハリや弾力のある肌へと導きます。また、有効成分としてトラネキサム酸を配合。シミやそばかすの防止にも効果を発揮します。ただし、レチノールを含む製品は赤みや皮むけなどの副反応を起こす可能性も。医師に相談してからスキンケアに取り入れることをおすすめします。
■ナビジョンDRのTAレチノアドバンス
ナビジョンDRの「TAレチノファースト」を問題なく使い切れた方向けの高機能クリームです。純粋レチノールが乾燥による小ジワを目立たなく*させ、なめらかでキメ細かな肌へと導きます。「TAレチノファースト」よりもさらに高い効果が期待できますが、肌トラブルが起きやすい方は副反応に注意が必要です。医師の監督下で適切な使用を心がけてください。
*効能評価試験済み
■ナビジョンDRのTAバリアクリーム
ナビジョンDRの「TAバリアクリーム」は、アルコールフリーの処方で肌への刺激に配慮された美白*クリーム。有効成分としてトラネキサム酸やグリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロ-ルを配合しており、うるおいを与えつつ荒れやすい肌を健やかな状態に整えます。
*メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ
■ナビジョンのラッピングバームN
ナビジョンの「ラッピングバームN」は、乾燥が気になるところにピンポイントで塗布できる部分用クリームです。高い保水効果を持つ高精製ワセリンが配合されており、荒れやすい肌をしっとりと保湿します。また、細かいパウダーが練り込まれておりさらっとした感触となっているため、メイクの上から重ね塗りが可能。コンパクトで持ち運びしやすく、日中の乾燥対策にも適しています。
■ナビジョンのレチノシューティカルN
ナビジョンの「レチノシューティカルN」はレチノール(150万ビタミンA単位/g)やトラネキサム酸などの有効成分を配合したクリーム。みずみずしい、ハリのある肌へと導きます。一般販売向けなので、手軽に購入しやすいのがメリット。市販のレチノール製品をお探しの方に向いています。
■ナビジョンDRのTAホワイトローションn
ナビジョンDRの「TAホワイトローションn」は、ナビジョンクリームと併用したい薬用美白*¹化粧水。有効成分のトラネキサム酸や4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)、保湿成分のステムランDG*²を配合しており、シワやそばかすを防ぎながら濃密なうるおいを肌に届けます。購入者からの口コミで「さらさらとしっとりの間のような、ほどよいとろみ」と表現されているように、肌に染み渡るようなみずみずしいテクスチャーが特徴。パラベンフリー、無香料、アレルギーテスト済み*³、ノンコメドジェニックテスト済み*⁴の設計で、肌への刺激にも配慮されています。
*¹メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ
*²ヒドロキシエチルエチレンウレア、DL-アラニン、濃グリセリン(保湿)
*³すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません
*⁴すべての方にニキビができないわけではありません
NAVISION DR (ナビジョンディーアール)
ナビジョンDR|TAホワイトローションn(医薬部外品)
3つの先進成分が肌にアプローチ!濃密なうるおいを肌の奥まで届ける薬用美白化粧水
¥7,150 税込
詳しく見る
■おわりに
ナビジョンクリームは、肌悩みに合わせて選べるよう豊富なラインナップを展開。トラネキサム酸や4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)、ステムランDG*¹といった有効成分を配合しているものも多く、美白*²や乾燥ケアを同時に行えるのが魅力です。さまざまな商品の中からアイテムを選ぶのは難しいかもしれませんが、自分の肌に合ったものを使うことでスキンケアの効果は高まります。必要に応じて皮膚科医などの専門家にも相談しながら、製品の購入を検討してみてください。
*¹ヒドロキシエチルエチレンウレア、DL-アラニン、濃グリセリン(保湿)
*²メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ