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2026.06.04
レチノールによる肌荒れ│A反応の正しい理解と対処法を解説
レチノールによる肌荒れ、A反応をご存じでしょうか。レチノールは肌を整える効果が高く、化粧品などに多く取り入れられている成分です。しかし、レチノールを含むビタミンAは、使い始めた直後に肌荒れする場合があります。これはA反応と呼ばれ、通常の肌荒れとは区別して理解することが大切です。そこで、今回はレチノール使用時の肌荒れやA反応について解説し、レチノール配合コスメも紹介します。
レチノールとは?美容における役割と効果
ここではレチノールとは何かを紹介します。
POINT
- ビタミンAの一種で、皮膚や目、粘膜の保護に役立つ成分
- 純粋レチノールや、付加成分を加えたレチニルエステルがある
■レチノールの基本的な働き
レチノールは脂溶性ビタミンである、ビタミンAの一種。体内で皮膚や目、粘膜などを保護してくれるものです。成分としては、肌を整え、健やかに保つサポートをします。乾燥による小ジワを目立たなくし、ハリのある肌へと導くことで、キメの乱れや肌荒れを防ぎ、なめらかな肌を目指すケアに役立つのです。
レチノールは皮膚から吸収された場合、レチナール、レチノイン酸(トレチノイン)の順に変化して、肌に作用します。レチノイン酸はレチノールよりも作用が強く、肌を整える働きが期待できる反面、刺激が強く、A反応と呼ばれる症状が出やすくなります。取り扱いに注意が必要な成分のため、美容皮膚科などで相談しながら自分に合うものを探すと良いでしょう。
■レチノールを含むビタミンAの種類による違い
レチノールと一口にいっても、その種類はさまざま。レチノール成分のみを配合したピュアレチノールに、パルミチン酸などを加え美容効果をマイルドにしたレチニルエステルなどがあります。レチニルエステルの中でもパルミチン酸レチノールは、安定した成分であることから、多くの化粧品に配合されています。
レチノールは刺激が中程度あり、角質層までの浸透性が良い成分です。対して、パルミチン酸レチノールや酢酸レチノールといったレチニルエステルでは、皮膚への刺激がマイルドに抑えられており、安定した成分といえます。また、レチノイン酸は皮膚への刺激が強いものの、高い効果を発揮できるとされているのです。
レチノールによる肌荒れ:A反応について理解する

では、ここからはレチノールによる肌荒れやA反応について解説しましょう。
POINT
- レチノールやレチノイン酸を肌に塗った際に起こる一時的な症状
- A反応は、肌にとって良い兆候といえる
- 通常数週間で落ち着くが、個人差がある
■A反応とは何か?症状と発生メカニズム
A反応は、レチノールやレチノイン酸を肌に塗った際に、急激に肌の新陳代謝が活発になることで起こる症状です。具体的には肌の赤みや皮剥け、乾燥などが挙げられます。A反応はもともとの肌にビタミンAが少ない場合に起こりやすいといわれています。新陳代謝の変化により、肌コンディションやキメが整うことで、健やかで明るい印象の肌を目指せるのです。
■A反応は肌にとって良い兆候?
レチノールによるA反応は、一見すると肌荒れのように見える症状のため、「レチノールは肌に悪いのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、A反応は一時的な反応であり、肌の変化の過程として現れることがあるのです。より健やかな肌へと導くためのステップといえます。通常はビタミンAに肌が慣れてくると、A反応も落ち着きます。ただし、レチノールのA反応の出方には個人差があり、出ない人もいます。不安な場合は医師に相談しましょう。
■A反応の持続期間と対処法
レチノール塗布後にA反応が出てしまった場合、ヒリヒリ感や乾燥、皮剥けがいつまで起きるか不安な方も多いでしょう。A反応の持続期間は、一般的に1週間から数週間程度といわれています。しかし、A反応の持続期間には個人差があり、もともとの肌質や、使用したレチノールの濃度などによって大きく左右されるのです。A反応が落ち着くまで1~2ヶ月を要する人もいます。レチノールによるA反応が長引いた場合は、使い続けるのではなく、皮膚科で相談しましょう。
レチノール使用時の注意点と肌荒れ予防法

※画像はイメージです
ここではレチノール使用時の注意点や肌荒れを予防するための方法を紹介します。
POINT
- レチノール濃度に注意し、肌の状態に合った濃度のものを使う
- レチノールを初めて使う場合は低濃度のものから試す
- サリチル酸などのピーリング成分はレチノールと併用しない
■肌タイプ別のレチノール使用ガイド
レチノールは肌タイプに合わせた濃度の製品を選びましょう。敏感肌の方は医師に相談したうえで、低濃度のレチノールから始め、使用頻度を調整します。乾燥肌の方は、使用頻度を少なめから徐々に増やすようにして、保湿をしっかり行いましょう。また、脂性肌や普通肌の方は、医師に相談しながら肌の状態に合わせた濃度の製品を検討します。どんな肌タイプであっても、レチノール使用時は肌が敏感になりやすいため、保湿や紫外線対策を怠らないようにしましょう。
■レチノール濃度の選び方と使用頻度
初めてレチノールを使う方は、パルミチン酸レチノールなど、レチノール誘導体や低濃度のレチノールから始めましょう。攻めのケアとして、早めに効果を感じたい方や、レチノールに慣れている方は純粋レチノールを選ぶことも選択できます。ただし、早く効果を感じたいからと、いきなり高濃度の製品を選ぶのには注意が必要です。レチノールは刺激が強いため、肌の状態に合わせ、医師に相談しながら選ぶと失敗が少ないでしょう。
■レチノールとの併用を避けたほうが良い成分
ピーリング効果があるサリチル酸やAHAピーリング石鹸に含まれるAHA(アルファヒドロキシ酸)などの成分は、古くなった角質を剥がす作用があり、レチノールとの相性は良くありません。新陳代謝を促進して古くなった角質を排出させるレチノールとピーリング成分を併用すると、肌に負担がかかりやすくなり、一時的に乾燥や刺激を感じやすくなる可能性があります。
レチノール配合コスメを紹介
ここからは、レチノール配合のドクターズコスメを紹介します。
POINT
- ゼオスキンにはレチノール配合濃度の違うセラムが3種類ある
- ガウディスキンは日本人向けに開発されたブランド
■ZO®SKIN HEALTH(ゼオスキンヘルス)
ZO®SKIN HEALTH(ゼオスキンヘルス)にはレチノール濃度の異なるセラムがラインナップされています。レチノール初心者の方は低濃度の「スキンブライセラム0.25(RETINOL SKIN BRIGHTENER 0.25)」、経験者の方は「スキンブライセラム0.5(RETINOL SKIN BRIGHTENER 0.5)」から「スキンブライセラム1.0(RETINOL SKIN BRIGHTENER 1.0)」を選ぶと良いでしょう。
「スキンブライセラム0.25」
敏感肌の方向けに作られたセラムで、レチノール濃度を0.25%に抑えています。
※購入には医師によるカウンセリングが必要です。
「スキンブライセラム0.5」
レチノール濃度0.5%で一般的な肌質の方向けです。
※購入には医師によるカウンセリングが必要です。
「スキンブライセラム1.0」
レチノール濃度1%の高濃度タイプで、レチノールに慣れた上級者向けのセラムです。
※購入には医師によるカウンセリングが必要です。

ゼオスキン|スキンブライセラム0.25※ご購入前にカウンセリングが必要です。
【レチノール初心者向け】整肌成分バクチオールも配合の肌のキメや色ムラを整える美容液

ゼオスキン|スキンブライセラム0.5 ※ご購入前にカウンセリングが必要です。
【レチノール経験者向け】肌のターンオーバーにアプローチしてキメや色ムラを整える美容液
■GAUDISKIN®(ガウディスキン)
GAUDISKIN®(ガウディスキン)はA反応が少なくなるよう、日本人向けにスキンケア製品を開発。レチノールを配合したデュアルレチノシリーズは、肌質に合わせた3種類があります。
「デュアルレチノプラス(DUAL RETINO PLUS)」
「デュアルレチノプラス」は、日本人の肌に合う濃度のレチノールを配合した製品。ピュアレチノールとパルミチン酸レチノールの2種類を配合し、A反応を抑えながら肌を整える効果を狙える設計です。
「デュアルレチノライト(DUAL RETINO LIGHT)」
「デュアルレチノライト」は、「デュアルレチノプラス」同様に2種のレチノールを配合しながら、レチノール量を半分に落とした製品です。
「デュアルレチノエクストラライト(DUAL RETINO EXTRA LIGHT)」
こちらは「デュアルレチノライト」でも刺激を感じる敏感肌の方向けに、2種のレチノールを配合しながらレチノール濃度を抑えた、低濃度レチノールクリームです。

ガウディスキン|デュアルレチノプラス ※ご購入前にカウンセリングが必要です。
2種類のレチノールが攻めて守る!日本人の肌に合わせ、ビタミンA反応に配慮した美容クリーム

ガウディスキン|デュアルレチノライト ※ご購入前にカウンセリングが必要です。
2種類のレチノールで肌のコンディションを整える日本発の美容クリーム【中濃度タイプ】
■おわりに
レチノール塗布後に肌荒れのような症状が出るA反応について解説しました。レチノールは肌を整える効果が期待できる成分。A反応が気になる方も、自分の肌に合ったレチノール濃度の製品を選び、その効果を試してみてはいかがでしょうか。ドクターズコスメを取り扱う美容皮膚科やドクターズコスメショップでカウンセリングを受けるのがおすすめです。自分の肌質や、レチノール配合製品の特徴を知って、気になる肌荒れをケアしましょう。