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2025.01.21
レチノールのA反応とニキビ:効果やトラブルの原因、対処法まで

レチノールのA反応やニキビとの関係について解説します。レチノールはエイジングケア(※)効果が期待できる注目の成分。しかし「レチノールを直接ニキビに塗るのは効果的?ニキビに塗っても大丈夫?」「レチノールを使ったらニキビ増えた」と知恵袋サイトにコメントが寄せられるなど、レチノールとニキビの関係でお悩みの方も多いよう。本記事では、レチノールの基礎知識やA反応と呼ばれるニキビなどの一時的な肌トラブルについて解説します。ワイスキンラボで販売しているレチノール配合のアイテムも紹介しますので、ぜひご活用ください。
※年齢に応じたケアのこと
レチノールとは?

レチノールとはビタミンAの一種。体内では生成されないため食事や化粧品、サプリメントなどからとり入れる必要があります。ビタミンAには多くの種類や誘導体があり、総じて「レチノイド」と呼ばれることも。その中でもトレチノイン(レチノイン酸)はレチノールよりも体へ反応する力が強く、約50~100倍ほどです。高い美容効果が期待される成分ですが、刺激も強いため、美容クリニックや皮膚科などの医療機関でしか処方されません。
■レチノールに期待される働き方
一般的にレチノールに期待される働きは以下のとおりです。
皮脂分泌を正常化する
過剰な皮脂分泌を抑えつつ、皮脂のバランスを整える働きがあるため、毛穴の黒ずみや肌のべたつき、テカリの軽減に加えニキビ予防にも効果が期待できます。
肌のターンオーバーを促進する
肌のターンオーバー促進により古い角質を排出。シミ、毛穴の目立ちなどの改善が望めます。
コラーゲンの生成を助ける
コラーゲンの生成を助ける働きがあるため、表皮の細胞が活性化し、シワやたるみ、ニキビのクレーター痕が目立ちにくくなることが期待できます。
レチノールとA反応、ニキビの関係性

レチノールは、皮脂分泌を調整し、肌の新陳代謝を促しながら古い角質を除去します。そのためレチノール配合の化粧品をニキビの上から使用することで、ニキビの予防や、クレーターなどのニキビ痕の症状軽減にもおすすめ。また肌荒れを防ぐ作用もあるため、赤ニキビや膿が溜まった黄ニキビなど、重症化したニキビを鎮める効果もレチノールには期待できます。しかしA反応という、レチノールの使い始めの好転反応として「白ニキビができた」「ニキビが増えた」など状態の悪化、ニキビの活性化を感じることがあるかもしれません。
■A反応の定義と発生メカニズム
レチノールで起きるA反応(レチノイド反応)とは、使用初期に赤みやほてり、ヒリヒリとした痛みを感じる、ブツブツができるなどの症状があらわれること。ニキビに関する症状では、肌表面に炎症が起きることでニキビができやすくなる、ターンオーバーが促進されたことで肌内部のニキビが表面化するなどがあります。これらはもともとビタミンAが不足していた肌に多くのビタミンAを補給することで新陳代謝が促されるために起きます。
■A反応の持続期間と経過
レチノールによるA反応は一時的なもので、ニキビなどの症状も肌が慣れていくことで次第に落ち着くでしょう。レチノールの使用頻度や濃度にもよりますが、早いと翌日から、遅くても1週間ほどで症状があらわれ、数日から数週間で治まることがほとんど。A反応が出ても使い続けることで症状が出にくくなりますが、治らないときは別の原因も考えられるため医療機関の受診を検討してください。
反応の対処法
反応の予防や症状の軽減のためには以下のような対策をしましょう。
■保湿や紫外線対策しっかり行う
レチノールを使うと肌のターンオーバーが促進され、肌表面に未熟な肌細胞があらわれますが、うるおいを保つ機能がまだ正常に働いておらず、敏感でニキビもできやすい状態です。また、レチノールの使用中は紫外線の影響を受けやすいのも特徴。保湿ケアを十分に行い肌のバリア機能を高める、日焼け止めや日傘、帽子を使用して紫外線対策をするなどの対処が必要です。
■レチノールが低濃度のものを使う
レチノールが高濃度であるほど、A反応が出やすいため、初めて使う場合は高濃度のものは避けましょう。ニキビなどのA反応が出たら使用中のアイテムよりも濃度が低いものに変えるのもおすすめ。レチノールの濃度が低いものから使用をスタートし徐々に濃度をアップする、皮膚が薄くA反応の影響を受けやすい目の周りへの使用は控えるなど、使用方法を工夫することでA反応を防ぎやすくなります。
レチノールにおけるドクターズコスメと一般化粧品との違い
レチノールを配合したアイテムは美容液やアイクリームなど幅広く、ニキビ予防やニキビ痕へのアプローチが期待できるアイテムがドラッグストアや通販サイトでも購入できます。しかし一般化粧品はレチノールの濃度が抑えられており、レチノールの濃度が高いものは美容クリニックや皮膚科でしか購入できません。これは濃度が高いと効果を感じやすい反面、A反応が起こりやすいためです。また、併用している化粧品の成分や使用順序によっては、レチノールの効果を発揮しにくいこともあります。レチノールのA反応によるニキビなどのトラブルを避けながら効果的に使用したいのであれば、自分の肌の状態にあった製品や使用方法を確認して買える、ドクターズコスメの使用がおすすめです。
レチノール配合のドクターズコスメ3選
ここからはレチノール配合のアイテムから、ブランドの異なる3アイテムをピックアップしてご紹介します。
■ゼオスキンヘルス「スキンブライセラム0.25」
医療機関専売コスメブランド、ZO® SKIN HEALTH(ゼオスキンヘルス)の美容液です。レチノール濃度の異なる3タイプがあり、「スキンブライセラム0.25」は、レチノールを初めて使う方や敏感肌の方向け。レチノールの働きを助けるバクチオールと、ゆっくり肌に留まるようカプセルに閉じ込められたレチノールが滑らかな肌へ導きます。
※購入前にカウンセリングが必要です。

ゼオスキン|スキンブライセラム0.5 ※ご購入前にカウンセリングが必要です。
【レチノール経験者向け】肌のターンオーバーにアプローチしてキメや色ムラを整える美容液
■レカルカ「ファビラスA(Fabulous A)」
エステサロンからはじまった化粧品ブランドのLekarka(レカルカ)による、夜用ハリ美容液。レチノールが0.3%配合され、健康的でハリを感じる肌を目指したい方におすすめ。ジオスゲニン(植物性ホルモン様成分)が含まれていることで、A反応による肌荒れも防ぎます。

レカルカ|Fabulous A(ファビラスA)
あらゆるエイジングサインに多角的にアプローチする、ビタミンA含有美容液
■エンビロン「C-クエンスセラム1(C-QuenceSerum1)」
ビタミンAに着目したENVIRON®(エンビロン)の中でも、高機能エイジングケア※ライン、C-クエンスシリーズの高保湿ジェルです。整肌成分のビタミンA(レチノール誘導体)の濃度は4段階。保湿・整肌成分のペプチドなども配合されており、ツヤのある若々しい印象の肌に導きます。
※年齢に応じたケアのこと

エンビロン|C-クエンスセラム1(ENVIRON C-QuenceSerum1)
4段階のビタミンA濃度から肌の状態に合わせて選べる高保湿ジェル
■おわりに
レチノールは、エイジングケアやニキビケアに役立つ成分ですが、使用初期にはA反応によってニキビなどに悩むことがあるかもしれません。あらかじめA反応が起きる可能性があること、一時的な症状であることを理解して適切なケアをすることで、理想の肌に近づけるでしょう。Y SKIN LABでは、さまざまなドクターズコスメブランドのレチノール製品を扱っております。医師や専属カウンセラーによる無料のオンラインカウンセリングも行っておりますので、ぜひご利用ください。
