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2025.05.30
レチノールのA反応への対処法は?原因や症状から予防法まで徹底解説

レチノールのA反応が起きた場合の対処法を知っていますか?最近では多くのレチノール製品が流通していますが、赤みなどの肌荒れが起きたらどうすべきなのか不安な方も少なくないでしょう。この記事ではA反応のメカニズムや主な症状から、A反応が生じた際の対処法や予防法まで解説します。こちらの記事を読めば、自分に合うレチノール製品を探して適切に使用できるようになるはず。レチノールを日々のスキンケアに取り入れて、理想の肌を目指しましょう。
レチノールとA反応の基礎知識

POINT
- レチノールは油溶性のビタミンAの一種
- レチノールは健康的な肌づくりをサポートする
- レチノールのA反応は好転反応で、時間の経過により落ち着く
■レチノールとは何か?その特徴と効果
レチノールは油溶性のビタミンAの一種です。ビタミンAにはさまざまな形態が存在します。ビタミンA類の全般をレチノイドと呼び、そのなかにレチノールが含まれるのです。
ビタミンAは体内で作られることはなく、食品や化粧品などで体に取り入れる必要があります
レチノールが持つ主な作用は以下の3つです
- 肌を滑らかに整える
- 肌にハリを与える
- 皮脂のバランスを整える
これらの効果から、健やかな肌づくりや、年齢による肌悩みをサポートしてくれるといわれています。
■レチノール使用時に起こるA反応のメカニズム
レチノールが含まれる製品を使用して肌荒れなどの症状が出ることを「レチノールA反応」や「A反応」、「ビタミンA反応」などと呼びます。A反応は、レチノール製品を塗布した肌がビタミンA不足だった場合、急に多くのビタミンAが肌に補われることで発生します。ビタミンAを取り込む細胞の受け皿に余裕がなく、受け皿からあふれてしまったビタミンAが刺激になり、肌にさまざまな症状を起こすのです。
この反応はビタミンAが足りている場合は起こらないため、レチノール製品を使用してもA反応が出ない人もいます。
■レチノールのA反応の症状と経過
レチノール製品を使用した際に起こりやすい、A反応の主な症状は下記のとおりです。
- 赤みやヒリヒリ感
- かゆみ
- 皮むけや乾燥
- ニキビや吹き出物
「レチノールのA反応はいつ出る?」と気になる方も多いようですが、これらの症状はレチノール製品を使い始めた時期に起こることがほとんどです。個人差はあるものの、A反応による症状は数週間~2ヶ月程度で治まるでしょう。使い続けることでビタミンAの許容量が増え、肌が徐々にレチノールに慣れてレチノールA反応も次第に落ち着いていきます。ただし、目安の期間を過ぎても症状が長引くようであれば、クリニックを受診して医師の診断を受けましょう。
レチノールでA反応が起きたときの対処法

POINT
- A反応が出たらレチノールの使用量を減らして肌の様子を見る
- ニキビには触れず、炎症抑制効果のある薬を併用する
- 症状が重い場合は医師の指示を仰ぐ
■レチノールのA反応で赤み・かゆみ、皮むけが生じた場合の対処法
レチノールの使用によって肌が敏感になり、A反応として赤みやかゆみ、皮むけやヒリヒリ感があらわれ、スキンケア時に化粧品がしみることも。レチノールのA反応に対しては、レチノールの使用量や使用頻度を減らすのが対処法として有効です。肌がレチノールに慣れて症状が落ち着いてきたら、肌の様子を見ながら少しずつ量を増やしたり、濃度を上げたりしましょう。
皮むけは、肌のバリア機能低下や乾燥が原因。水分が不足した状態の肌には、化粧水やクリームなどで水分・油分ともに補い、うるおいを与えてください。
ただし、これらの対処法を試しても症状が落ち着かない場合は、一旦使用を中止して医師の指示を仰ぎましょう。
■レチノールのA反応でニキビが増加したときの対処法
「レチノールはニキビできる!」「レチノールのA反応でニキビが増えた」と感じる方も多いようです。しかし実際は、もともと内部にあったニキビが表面化したもので、レチノールによって肌の悪化やニキビが増加したわけではありません。
レチノールの使用を始めてニキビが出てきたら、まずはそのニキビなどの炎症部分に触れないよう注意しましょう。あわせて、炎症を抑える効果のある薬や刺激に配慮された化粧品を併用するのも効果的です。効果や刺激が強いものは逆効果になりかねないため、使用する製品選びには十分に注意しましょう。
レチノールの使用で起こりやすいA反応を予防する方法
POINT
- レチノールの濃度が低い製品から使い始める
- まずは週2日の塗布から始めて肌を慣らす
- 紫外線対策と保湿ケアを徹底する
■適切な濃度の製品選び
レチノール製品を使用したときのA反応を予防するためには、レチノール濃度の低い製品から使用しましょう。レチノールの効果を早く実感したいと思って高濃度のレチノール製品をいきなり使用すると、A反応が強く出てしまう可能性があります。とくにレチノールを使うのが初めての方は、濃度が低く効果がマイルドな製品から始めることが好ましいでしょう。
具体的には、初めて使うときはレチノール濃度が0.1%以下のものを選び、肌が徐々に慣れてきたら0.3%、0.5%のように濃度を上げていくのがおすすめ。レチノール製品を選ぶ際、ZO®SKIN HEALTH(ゼオスキンヘルス)の「スキンブライセラム0.25」や「スキンブライセラム0.5」のように、濃度が明確に記載されているものをセレクトすると安心して使用できます。

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■使用量や使用頻度
使用量については、最初から多量に塗布するのは避け、少量から塗り始めましょう。また、レチノール製品に慣れていないのに毎日塗布し続けると肌に負担を与えかねません。まずは週に2日程度の使用にして肌を慣らし、少しずつ量や日数など使用頻度を増やしていきましょう。
■紫外線対策と十分な保湿
レチノールの作用を受けると、肌の角質が薄くなることがあります。とくにA反応が出ているときは肌のバリア機能も低下。紫外線の刺激を受けやすくなるので、レチノール製品使用中は日焼け止めなどの紫外線対策を徹底しましょう。このとき、肌のバリア機能を守りながら、紫外線などによるダメージをケアするゼオスキンヘルスの「デイリーPD」などを、日焼け止めの前のスキンケアで使用するのも良いでしょう。

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また、レチノール製品の使用中は肌が乾燥しやすくなります。レチノールを使用する前にしっかりと肌を保湿しておくとA反応の軽減が期待できるため、十分な保湿を心がけてください。ENVIRON®(エンビロン)の「モイスチャークリーム1」のように、保湿成分を含んだレチノール製品などを有効的に活用しましょう。

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■おわりに
レチノールのA反応について詳しく解説しました。A反応が起きたときの対処法としては、使用しているレチノール製品の使用頻度を減らして様子を見ることが大切です。そのほか、レチノール濃度が低い製品に切り替えるなどの方法もあります。ただし、症状が強かったり、症状が長く続いたりする場合は早めに医療機関で診断を受けることをおすすめします。A反応が強く出ないよう濃度を確認して商品を選んだり、保湿や紫外線対策を入念に行ったり、予防もきちんとしてからレチノール製品を使用することも大切です。
Y SKIN LABでは、レチノール濃度の低いものから高いものまで取り扱いがあります。ぜひ商品選びの参考にしてください。
