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2025.08.16

A反応とは?発生メカニズムや主な症状と経過、対処法を徹底解説

A反応とはなにか、定義や主な症状、対処法を解説します。レチノールやトレチノインなどのビタミンAは、肌をなめらかに保ち、うるおいを与える効果が期待できる成分ですが、使用の過程でA反応という赤みやかゆみなどの症状を伴うことも。この記事ではA反応のメカニズムや起きやすい症状、A反応が出ているときの注意点を紹介します。

A反応とは?基本知識をチェック

A反応とは?発生メカニズムや主な症状と経過、対処法を徹底解説

POINT

  • A反応とは肌が過剰にビタミンAを摂取したときに起こる赤みなどの症状
  • 肌のターンオーバーの過程で起こるため悪い反応ではない
  • レチノール配合の製品や医薬品のトレチノインを使うときは注意

■A反応とは?定義と発生メカニズム

A反応とはビタミンAを含むスキンケア用品の使用時に、赤みやヒリヒリ感、乾燥などの症状が出ることです。ビタミンAを肌に塗布すると、細胞はレチノール受容体を介してビタミンAを吸収します。しかしもともとの肌がビタミンA不足の場合、受容体が受け取れる量が少なく、細胞外にあふれてしまいます。すると過剰な刺激となり、赤みなどの症状につながるのです。また、ブツブツなどの症状もA反応の一種です。なお、A反応は『レチノイド反応』や『ビタミンA反応』と呼ばれることもあります。

■A反応と肌のターンオーバーとの関係

肌は一定のサイクルで生まれ変わっており、その仕組みをターンオーバーといいます。ターンオーバーの乱れは肌荒れや毛穴トラブルなどさまざまな肌トラブルの原因の1つです。レチノールなどのビタミンAによってターンオーバーのサイクルに変化が生じ、その過程でニキビの一時的な悪化や皮むけなどのA反応が起きることがあります。使い続けることで肌がビタミンAに慣れ、症状は徐々に落ち着くでしょう。

■A反応が起こる代表的な成分

A反応の強さはビタミンAの構造などの違いにより異なります。ここでは代表的な2つの成分を紹介します。

レチノール

作用の強さが比較的穏やかなビタミンAです。A反応が起きる可能性もありますが、肌への刺激が少ないため、市販品を含む多くの化粧品などに配合されています。

トレチノイン(レチノイン酸)

レチノールと比較して作用の強さが50~100倍ともいわれる、A反応を起こしやすい成分です。高い効果が期待できますが、作用の強さから市販の化粧品や医薬部外品などには使用できず、皮膚科など医師の診察が必要な医薬品として処方されます。

よくあるA反応とは?主な症状と経過

A反応とは?発生メカニズムや主な症状と経過、対処法を徹底解説

POINT

  • よくある症状は乾燥や赤み、皮むけなど
  • A反応の持続期間は数週間から数ヶ月程度だが個人差がある

■一般的なA反応の症状

A反応による主な症状は以下とおりです。

乾燥

一時的に皮膚のバリア機能が低下し、肌が乾燥しやすくなります。もともと乾燥肌にお悩みの方に症状が出やすい傾向です。

赤み、ヒリヒリ感

トレチノインを使用すると肌の新陳代謝が活性化し、皮膚の奥の細胞が表面に出てきます。未熟な細胞は炎症を起こしやすいため、A反応として肌の赤みやヒリヒリ感につながります。

かゆみ

乾燥や赤みに伴う肌のかゆみもA反応の1つです。爪などで掻いてしまうと症状が悪化し、色素沈着につながることもあるので注意しましょう。

皮むけ

肌の表面がポロポロと剥がれることがあります。気になっても無理に皮を剥がすことはやめましょう。

ニキビの悪化

レチノール製品の使用後にニキビが一時的に増加することもA反応の一種。肌の奥に隠れていたコメドというニキビの初期段階のものが表面化するために起きます。


■A反応の持続期間と個人差

A反応とはレチノールやトレチノイン配合の製品を初めて使用するときに起こりやすい症状です。程度には個人差があり、もともとの肌にビタミンAが少ない人ほどA反応が起きやすい傾向です。ビタミンAの濃度や使用量、使用頻度を増やすときも注意しましょう。また花粉症の季節や黄砂が影響するなど、季節や環境の変化によって反応が出る可能性もあります。
レチノールのA反応がいつまで続くかも人によって異なりますが、数週間から数ヶ月続くのが一般的です。肌がビタミンAに慣れると徐々に落ち着きますが、痛みを伴うなど生活に支障をきたす場合や、なかなか症状が落ち着かない場合はA反応でなく別の原因も考えられるので、皮膚科に相談しましょう。

A反応の予防策と対処法

A反応とは?発生メカニズムや主な症状と経過、対処法を徹底解説

POINT

  • 少量から始めることでA反応はコントロールできる
  • 紫外線対策や保湿を徹底し、刺激を抑えて
  • ワイスキンラボはA反応が出ているときも使用できるアイテムが多数

■段階的な使用法でA反応を最小限に

ビタミンAの濃度や使用量を調整することで、A反応をコントロールすることが可能です。まずはレチノール濃度が0.01%程度のアイテムで週1~2回程度から使用を始め、肌の状態を見ながら濃度や使用頻度を調節していきましょう。A反応は目の周りや口元に出やすい傾向のため、Tゾーンや頬から使い始めることも対策の1つです。
なお、適した製品や使用方法は肌質などによって異なるため、皮膚科や専門のクリニックに相談することが大切です。レチノールでA反応が起きたときの対処法も相談できるので、安心して使い始められるでしょう。

■A反応中のスキンケア方法

A反応が出ている肌は刺激に弱いため、紫外線対策や保湿が重要です。日焼け止めは2~3時間ごとにこまめに塗り直すと良いでしょう。日傘や帽子、サングラスの使用も有効です。また乾燥しやすいため保湿も念入りに行いましょう。
洗顔の回数を減らすことも肌の負担軽減につながります。こすらず優しく洗い、洗顔料が残らないようぬるま湯ですすいでください。
また刺激の強い製品を併用するのは避けましょう。スクラブやピーリング剤、アルコール含有のアイテムは肌への負担が大きい傾向です。刺激に配慮したスキンケア用品を選び、肌への負担を最小限にしましょう。

■A反応が起きたときにおすすめのドクターズコスメは

Y SKIN LAB(ワイスキンラボ)ではA反応が起きているときも使えるドクターズコスメを取り扱っています。例えばGAUDISKIN®(ガウディスキン)の「インナーモイストTAローション(医薬部外品)」は、天然保湿因子の“ヒト型セラミド”を複数配合した高浸透性化粧水です。A反応を抑制する効果が期待できるトラネキサム酸やグリチルリチン酸2Kも配合しているため、ビタミンA配合のスキンケア用品との併用におすすめです。
そのほか、初めてレチノールを使う方からレチノール経験値の高い方まで対応できる製品をそろえておりますので、お気軽にご相談ください。

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■おわりに

A反応とはレチノールやトレチノインなど、ビタミンAを配合した製品を使用したときに起こる副反応です。一見肌トラブルのようですが、理想的な肌に近づいている過程といえます。自身の肌質に合った製品を選び、医師のアドバイスに基づいた使用方法を守ることでA反応はコントロール可能です。まずは皮膚科や専門のクリニックに相談し、自身に合う方法でレチノール製品を試してみてはいかがでしょうか。

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