ゼオスキンヘルスのセラピューティックは、短期集中型の肌質改善プログラムです。そのプログラムを終えた1年後も、美しい肌を保てるのでしょうか？今回は、セラピューティックプログラムについて解説しながら、終了後のケアについて詳しく解説します。ゼオスキンヘルスを使用しながら長期的に理想の肌をキープしたい方は、最後までご覧ください。

ゼオスキンのセラピューティックプログラムとは

セラピューティックとは、ZO®SKIN HEALTH(ゼオスキンヘルス)の製品を使った短期集中型の肌質改善プログラムです。ゼオスキンヘルスがどのようなブランドなのか、セラピューティックプログラムとはどのようなものなのか説明します。

■ゼオスキンとは

ゼオスキンヘルスは、Dr.ゼイン・オバジによって生み出されたスキンケアブランドです。先進的なメディカルアプローチで、ドクターズコスメの先駆者といわれる存在です。美容皮膚専門家のDr.ゼイン・オバジからインスパイアされたゼオスキンヘルスは、皮膚健康科学によるアプローチで、スキンケアの極限へ挑戦しています。

■ゼオスキンのセラピューティックプログラムとは

ゼオスキンヘルスのセラピューティックプログラムとは、ゼオスキンヘルス製品と医薬品のトレチノインを使用して短期間で集中的に肌質改善を行う肌治療プログラムです。反応期・耐久期・完成期というプロセスを経て完了し、その後は肌の状態をキープするためのスキンケアをします。プログラム中の肌の変化には個人差があるため、クリニックで医師の指導を受けながら正しくプログラムを進める必要があります。

ゼオスキンのセラピューティックプログラムはいつまで続ける？

短期集中で行うゼオスキンヘルスのセラピューティックプログラムは、具体的にいつまで続けるものなのでしょうか。プログラムの詳細と完了後のケアについても説明するので、ゼオスキンヘルスを使用して1年後もきれいな肌を保ちたい方は必読です。

■セラピューティックプログラムは12～18週間の集中肌質改善

ゼオスキンヘルスのセラピューティックプログラムは、ゼオスキンヘルスの製品を12～18週間使用し続けて美肌効果を得るものです。治療期間は、主に反応期・耐久期・完成期の3段階にわかれます。

反応期間（4～6週間）

※画像はイメージです

プログラムを開始すると、第1段階の「反応期」を迎えます。医薬品のトレチノインを使用すると、強いA反応が起こることが多いようです。A反応とは、ビタミンAが不足している肌にビタミンAを塗布したとき、取り込みきれなかったビタミンAがあふれて刺激として肌に赤みや皮むけなどの症状が出ることをいいます。
また、肌のターンオーバーが促進されて古い角質が剥がれ落ちることで、肌が乾燥したりかゆみが出たりすることも。しかし、これは肌が生まれ変わるための準備をしている証拠。肌荒れが起きたからといって勝手に製品の使用を止めてはいけません。ゼオスキンヘルスのセラピューティックを始めて「皮むけ終わらない」などのトラブル対処法については、不明瞭な点はクリニックの担当医に相談しましょう。

耐久期間（7～9週間）

耐久期は、ビタミンAに対して肌が耐性を持ち始め、A反応が落ち着いてくる時期です。この頃になると、人によっては肌にハリが出るなど肌悩みの改善が感じられるでしょう。

完了期（10～12週間目）

最終段階の完了期は、細胞が生まれ変わって肌が整います。透明感を覚えたり、うるおいや弾力を感じたり、以前の肌と違いを感じられるでしょう。完成期以降は、正しいスキンケアが重要になります。

■プログラム終了後何もしないと1年後に元の状態に戻る可能性も

完成期を終えた後に正しいスキンケアを行わないと、1年後には元の肌へ戻る可能性があります。ゼオスキンヘルス製品の使用を終了すると、肌が元の状態に戻る働きをしたり老化が進んだりするため、美肌を保つためにはメンテナンスが欠かせません。

ゼオスキンを始めて1年後もきれいな肌をキープするには

ゼオスキンヘルス使用の1年後も美しく健康的な肌でいたいもの。では美肌を保つにはどうしたら良いのでしょうか。詳しく解説します。

■急にゼオスキンの使用をストップしない

プログラム終了後、急にゼオスキンヘルス製品の使用をストップしないようにしましょう。セラピューティックプログラムで使用するゼオスキンヘルス製品や医薬品のトレチノインは、肌へのアプローチに高い効果が期待できます。そのぶん、急に使用をストップすると肌がリバウンド反応を起こし、トラブルが起きる場合があるのです。完成期の後、急に市販のスキンケアに変えるようなことはせず、維持期としてゼオスキンヘルス製品の継続使用が推奨されています。

プログラム終了後にはそれらの使用量を徐々に減らしたり、頻度を少なくしたり、代わりになるレチノール製品を使うなど、あらゆるアプローチがあります。カウンセリングを受けながらそれぞれの肌に合ったケアを行いましょう。

ゼオスキンヘルスにはセラピューティック後のメンテナンスプログラムもあります。セラピューティックをスタートする前から、終了後にはメンテナンスプログラムを行うように事前に医師と話をしておくのも安心できる手段の一つです。

■紫外線対策を怠らない

ハイドロキノンやトレチノインは、紫外線のダメージを受けやすい成分です。また、セラピューティックプログラム中は、肌のターンオーバーが促されることでバリア機能が低下し、紫外線を吸収しやすくなります。セラピューティックプログラム終了後に紫外線対策を怠ると、紫外線によって肌の老化を加速させたり、改善した肌悩みも元に戻ったりする可能性も。

外出時には肌刺激に配慮した日焼け止めをこまめに塗り直し、帽子やサングラスなども有効的に使いましょう。紫外線は部屋へ入ってくる場合があるため、家で過ごすときにも紫外線対策を行ってください。

■生活習慣の見直しを行う

■ワイスキンラボのオンラインカウンセリングで相談する

ゼオスキンヘルスのセラピューティックプログラムを終了したら、肌の状態を医師と確認し、今後のケアについてカウンセリングを受けることをおすすめします。ゼオスキンヘルスのメンテナンスプログラムを取り入れるのか、または異なるレチノール製品を使用するのか、適切なケアを教えてもらいましょう。そうすることで、ゼオスキンヘルスの使用1年後にも美しい肌をキープできるでしょう。

「クリニックまで行く時間がない」「遠方ですぐにクリニックに行けない」という方は、オンラインカウンセリングを利用する手もあります。ワイスキンラボでは、スマホやPCを利用してカウンセリングが可能です。医師や専属カウンセラーが一人一人に寄りそってアドバイスするので、ぜひ利用してみてください。

■おわりに